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よかったら見ていってくださいませ。

【本日、最終回】TBSドラマ「流星ワゴン」観たらハマっちゃった。

ホントにここ5年くらい思っていることなんですけど、テレビが急激につまらなくなりましたよね。まあ僕自身のライフスタイルの変化もあって、昔に比べると1日のテレビ視聴時間は激減しているわけですが、それにしても面白くない。。

 

 

ゴールデンタイムにやっていたコント番組のレギュラーはほとんどないし、目をこすりながら楽しみにしていた深夜番組もない。。かといってすごく社会性のある、考えさせるような番組があるかといえばそうでもないですし。

 

変にクイズ番組が多くなったのは気のせいでしょうか?

 

この感覚は、ドラマにもなんとなく反映されていて、近年流行していた「あまちゃん」「半沢直樹」「家政婦のミタ」も全くといいほど見ていませんでした。飲み会でわかってますよ風に「倍返しだぁぁ!!」といったことはありますけどね。笑

 

でも、今クールにやっていた「流星ワゴン」はちょっと違いました。

 

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その理由は以下にまとめてみました。

  • 僕に小説の楽しさを教えてくれた重松清先生が原作

初めに聞いたときに、重松清先生の原作だとは知らず。。またつまんないドラマかあ。という感じだったのですが、これを知ってからは、ちょっと気になるように。知らない人はあんまりいない超有名作家ですけど、僕の中では、はじめて小説に興味をもったのは小学生の時の重松作品なのでした。

 

主人公の永田一雄演じる西島秀俊さんは、お父さん役にはちょっと違和感がありましたが、その不器用なお父さん加減がこれまたいいんですね。それに加えて永田忠雄演じる香川照之さんにも驚かされました。「この人役幅どんだけ広いねん!」って。

 

その二人を取り巻く、奥さんの井川遥さん、吉岡秀隆さん、倍賞美津子さん、市川実和子さんとかなり豪華な俳優陣。

 

  • ギャグとシリアスの絶妙な掛け合い

ジャンルはなんというか、「タイムスリップコメディ?」なんですけど、コメディというほど笑いまくるわけでなく、考えさせられるシリアスなシチュエーションもあります。この微妙な高低差のある駆け引きは結構見ていて引き込まれます。

 

  • 今のドラマも悪くないかも。

ドラマって当たり外れが激しくて、ネットニュースでしょっちゅう、「新ドラマ〇〇視聴率ひと桁台まで低下!」みたいなのが出ていますが、要は主観の問題であって、テレビ自体を観る人が低下しているなか、制作方法もテーマの多様性もどんどん進んでいて、ドラマ自体は進化しているんだろうなと今回をきっかけに感じました。

 

いやあ今観ながらブログを書いてますが、やっぱり良いなあ。原作読んでいないのでクライマックスがどうなるのか、気になります!