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よかったら見ていってくださいませ。

大阪維新の会のタウンミーティングは結構いいと思う。

最近、時間ができるとニコ生で維新の会のタウンミーティングを見ています。

タウンミーティングとは→タウンミーティング - Wikipedia

 

このウィキペディアの定義では、地方政治の施策や予算を決議するという旨の説明がなされていますが、維新の会のタウンミーティングは少し違います。流れとしては、地元の議員や橋下大阪市長などが一同にかいして、大阪維新の会の政策(もちろん大阪都構想やそれらを中心とする地方自治について)を説明して質疑応答などを通しながら、地元住民に理解を深めてもらおうという内容のようです。

 

なんと、今までのタウンミーティングの回数は350回を突破。おそらくですが、その多くで大阪維新の会代表の橋下市長が実際に参加して直接市民に説明しているようです。

oneosaka.jp

 

大阪維新の会は、FacebookTwitterYouTube、ニコ生、ツイキャス等のSNSツールで積極的に発信しており、いつでも視聴することができます。

 

大阪維新の会が行うタウンミーティングのいいところって、政策の良し悪し以前に、「堂々と民主主義の前に胸をはって、僕らの意見を主張しますよ」ってところだと思います。テレビや新聞のマスメディアは、近年の偏向報道っぷりも問題視されていて、ある種のフィルターをかけられて伝わっていることが多いし、なによりいいのは「直接対面して話を聞くことで理解できることがある」ってことなんですね。

 

今日見た大阪市北区で行われたタウンミーティングも一通り市長が説明を終えた後、本来は質疑応答は無しの予定だったのですが、橋下市長が「ひとつくらいやりましょう」と受けたのですが、ほとんど挙手はなく、唯一出た質問も特区いがいの地区はどうしていくのか?という長期的なビジョンに対する質問だけでした。

 

こういった雰囲気から、橋下市長のオピニオンに深く理解し、納得している様子が伺えました。これは本当にいいことです。

ちなみに他の政党でやっているところを調べたところ、自民・民主両党は規模の小さい、地元の有力議員が出席して行うようなものはありましたが、地域密着で質の高そうなものは見つけることができませんでした。

 

タウンミーティングって地方政治のひとつのあり方だと思います。僕ら一般市民は、どうしても政治とは距離を遠くに置いてしまっています。IT技術の発達で、1次、2次情報が簡単に手元のスマートフォンで手に入るようになったけど、どうにも浸透しきれていないのが現実です。

 

その中で、タウンミーティングといったFace to faceにこだわった政治的訴えはやはり浸透力が違うのではないでしょうか。加えて、橋下市長ご自身も幾度となくアウトプットを繰り返して、使われる言葉が洗練されている印象がありました。この取り組みは、間違いなく彼の説得力増加につながっているでしょう。

 

いずれにしてもこういった取り組みは、もっと大きなフェーズでもやるべきです。そして、国民である僕らも情報リテラシーの向上を目指し、常にアンテナを張って状況を注視していくべきでしょうね。